Profile
ヤマハ株式会社において22年間フルート製作に従事。
一人による完全製作プランのため5人の製作スタッフに抜擢される。
研鑽を続ける中ドイツA.A先生の推薦もあり同社ハンドメイド頭部管製作のすべてを担当。
その数 2000本を超える製作本数。
楽器本体も1000本に届かないまでも退社するまでに多くのフルートを製作。
42歳で退社後ともに活動してきた2人の技術者とフルートマスターズを設立。
研鑽を重ねた技術をさらに鍛えながらハンドメイドフルートを製作。
著名なプレーヤーから演者側の楽器製作に対する考えを学び製作者としてさらに引き上げてもらう。
併せて後進スタッフの指導を重ねてきたものの、腱鞘炎の悪化に伴い45年の活動に終止符を打つ。
退社後約半年・・・腱鞘炎の回復が見られたことで新たに開業届を提出。
回復経過も含め設備構築準備に約1年を要したが頭部管の販売を開始。
胴体の製作準備にさらに1年を費やし、2017年10月すべての製品が完成。翌年1月から販売開始。
925 As IRHE.38
Sterling silver(Ag925)材を管体パイプやトーンホールに使用したモデル
このほかカヴァードキィやオフセットリングキィ、C足部管の仕様もございます
もちろんNs(調節ネジなし)タイプも可能です
958 As IRHE.38
Britannia silver(Ag958)材を管体パイプやトーンホールに使用したモデル
写真はインラインリングキィモデルのH足部管 As(調節ネジ付き)タイプ
この他Ns(調節ネジなし)タイプもございます
958 As OCCE.38
Type-1
3タイプの中で最も息が入りやすく、まるで呼吸するように、奏者が表現することを広く全体に届けられることを特徴とします。効率的な発音を可能にしたことで艶のある音色となり、少ない息量で表現を達成することができます。ドイツと日本で活躍してきたプレーヤー様の、たっての希望により開発し、2年にわたる吹奏テストの中から生み出された弊社の現時点で究極と言える頭部管となっています。